厚労省より「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」なるものが発表された。
こういうタイムリーな話題について書くのは初めてかも。
4 飲酒量(純アルコール量)と健康に配慮した飲酒の仕方等について
(1)飲酒量の把握の仕方 について
お酒に含まれる純アルコール量は、「純アルコール量(g)=摂取量(ml)×アルコール濃度(度数/100)×0.8(アルコールの比重)」で表すことができ、食品のエネルギー(kcal)のようにその量を数値化できます。飲酒をする場合には、お酒に含まれる純アルコール量(g)を認識し、自身のアルコール摂取量を把握することで、例えば疾病発症等のリスクを避けるための具体的な目標設定を行うなど、自身の健康管理にも活用することができます。単にお酒の量(ml)だけでなく、お酒に含まれる純アルコール量(g)について着目することは重要です。
(お酒に含まれる純アルコール量の算出式)
摂取量(ml) × アルコール濃度(度数/100)× 0.8(アルコールの比重)
例: ビール500ml(5%)の場合の純アルコール量
500(ml) × 0.05 × 0.8 = 20(g)
→ これは以前も取り上げたことがあるテーマで、節酒を意識している人であれば知っている内容だと思う。実際には1日25mlと考えてアルコール度数から逆算する感じ。
(2)飲酒量と健康リスクについて
国内では、第2期計画において、「生活習慣病のリスクを高める量(1日当たりの純アルコール摂取量が男性40g以上、女性20g以上)を飲酒している者の割合を男性13.0%、女性6.4%まで減少させること」(※)を重点目標として示しています。
→ 1日20gが適量と認識していたが、生活習慣病のリスクを高める量としては、男性は1日40gとされているのは知らなかった。40gまでという話なら、今の自分なら抑えられるような気はする。毎日飲めるならという前提だが。
個々人が疾患などの発症リスクにも着目するなどして、健康に配慮することが重要であると考えられます。例えば、高血圧や男性の食道がん、女性の出血性脳卒中などの場合は、たとえ少量であっても飲酒自体が発症リスクを上げてしまうこと、大腸がんの場合は、1日当たり20g程度(週150g)以上の量の飲酒を続けると発症の可能性が上がる等の結果を示した研究があります。これらの研究結果に基づく疾病毎の発症リスクが上がる飲酒量(純アルコール量)については、表1に示したものが参考となります。
※表1によると脳卒中、大腸がん、前立腺がんのリスクが1日20g、女性の場合は胃がん、肝がんも加わるとされている
→ 1日20gというのはこっちの話だったんだな。そりゃ飲酒すればいろんながんのリスクは上がるのはわかるが、大腸がんを代表で出されてもぴんと来ないかな。大腸がんのリスクはどちらかというと、喫煙や加工肉というイメージだった。やっぱりアルコールといえば肝がんなんじゃないかな。
5 飲酒に係る留意事項
(2)避けるべき飲酒等について
避けるべき飲酒や飲酒に関連した行動には、例えば以下のようなものが挙げられます。飲酒をする場合には、自分が現在どのような状況にあるのかを確認し、飲酒に適するかを個別に判断していく必要があります。
① 一時多量飲酒(特に短時間の多量飲酒)
様々な身体疾患の発症や、急性アルコール中毒を引き起こす可能性があります。一時多量飲酒(1回の飲酒機会で純アルコール摂取量60g以上)は、外傷の危険性も高めるものであり、避けるべきです。
→ 週1飲酒でその1回にどか飲みしている自分としては問題はここだよな。
スパークリングワイン1本750ml×11.5%×比重0.8=69g
もう超えてんじゃん。これにビールか何か1本足すような感じだから・・・
かといって、週1飲酒だからあまり我慢はしたくないなぁ。
飲み放題の飲み会とかでもおそらく超えているだろうな。しかも外だと余計に危ないか。。
まあガイドラインをちゃんと守れるかどうかは別として、酒飲みは一度目を通しておいてもよいものだと思うね。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37908.html
飲食店経営の方などからすると勘弁してほしい内容でしょうけど。